壱湯の守
奥道後温泉、壱湯の守(いちゆのもり)へ行ってきた。
奥道後温泉と名がついているので、色々温泉宿があるのかと思いきや、
2軒のホテルだけを「奥道後温泉」と呼んでいるようだ。
道後温泉方面から県道187号線→国道317号線と進むと約10分で到着。
途中に四国遍路で有名な石手寺もある。
マイナスイオンと湯煙
ビバ!森林浴!!という感じの露天風呂。
山を目の前に見ながらお風呂に入れる。
ちょうど新緑の鮮やかな緑が夕陽に照らされ美しく、石手川のせせらぎと鳥の声、湯が流れる音、そして温泉独特の硫黄の匂い・・・
1000円を旅館入口で支払い、エレベーターを降りて大浴場へ。旅館なので、シャンプー、リンス、ボディソープ、クレンジングに化粧水、乳液まで(多分、タオルも貸してもらえるのではないかな)揃っていて嬉しい。
立ち寄り湯は、15時〜19時までと限られているが、物凄くリラックスできた。
開放感は露天が絶対だが、内湯が名前もその通り玉の湯だけにお肌優しく心地よい。
脱衣所から階段登ったところにあり、入ったらなんと1人だったので、気分良く一曲歌ってしまった(笑)大浴場はじめての貴重な経験だった(笑)
建物自体は古いが、露天風呂部分は新設されている(むかーし、ジャングル風呂があったような記憶が・・・懐かしい)。
ホテルと反対側に沢山の無料駐車場がある。
お風呂あがりには瓶のコーヒー牛乳が飲める。風呂上りは昔ながらの瓶ものが最高(笑)
瓶の牛乳もあり。らくれん夕しぼり!!(密かにこの牛乳のファンである笑→三軒の酪農農家限定の夕方に搾られた牛乳。夕方に搾られた生乳は乳成分が高いらしい)。
近くの立ち寄りポイント
さて、前から気になっていた、石手寺の前にある「みよし(三好本舗)」にいってみた。「やきもち」が有名。
創業は明治元年と!鉄板でおばあちゃんが焼いてる。いやーすごく食べやすい。
形といい、少し焼いてあることでもちもち感覚に軽さが出るっていうか。甘すぎず、しかし甘く、なこし餡。甘酒もある。
食堂ではいなり寿司とうどんを頼んだ。
愛媛のいなりは美味しいのだ。優しい甘さの酸っぱさが際立たないいなり。うどんも少しうす味かな?と思ったが、汁としてごくごく飲むのにはこれぐらいでええかなぁ、と。出てきた緑茶がうどん屋さんと思えないほど美味しくて嬉しかった。
うどんの皿等は砥部焼。砥部焼に入ってるとうどんが何故か美味く感じる。つるっとした食感につるっとした触感が加わるからなのかな。重厚で器に熱さを感じにくいのと。
普通な感じなんですけどね。またその普通がとてもいい。お店の清潔感といい日本の良さを感じた昼下がり。