愛媛温泉~松山編⑥~美肌の星乃岡

星乃岡温泉

愛媛県松山市内から車で約15分。日帰りで星乃岡(ほしのおか)温泉へいってきた(東道後温泉郷との説や南道後温泉郷との説もある)。

①大浴場②スパ星乃岡③千湯館と、

お風呂に入れる場所が3つある。

初めていくので、よく分からずおばちゃんにつられて入ったのは、昭和の銭湯という雰囲気の大浴場だった。中央に小便小僧の像がありトレビの泉がごとくの主浴場。

露天風呂はないが、外にウォーキングが出来る深さの場所があったり、サウナにミストサウナ、水風呂、電気風呂に炭酸風呂と色々そろってる。お湯加減がお風呂ごとに違うので、気分に合わせて入れる。

そして、本当に宣伝通り、美肌の湯。腰の曲がってるおばあちゃんまで、常連と思われる人たちはお肌つるつるだ。最初軽やかな肌さわり、じわじわと温もってくる優しい感じ。いくらでも入れそうな・・・

リンスインシャンプーボディソープも備え付け。入浴料600円吸水器あり。クレンジングはない。

大浴場の入口で地元の野菜なんかも買える。

いなり寿司が美味しそうだったので、思わず買ってしまう。愛媛は地元の料理上手なおばちゃんが作ってくれたみたいないなりや巻き寿司がよく売ってるが、これがまた懐かしい優しい味わいで素朴に美味しい。

伊丹十三記念館とカフェ

伊丹十三記念館というのが、近くにあったので、行ってみた。監督代表作の映画「マルサの女」、社会派でシニカルかつユーモラスな監督の作品、夢中になって見たなぁ・・・と懐かしく思いつつ。

施設では、伊丹十三監督の足跡や多彩な趣味や才能の遍歴が紹介してあり、愛媛の古い方言で監督が出演している「一六タルト」のCM映像も見れる。

(伊丹十三:1933-97年。京都生まれ、愛媛松山で高校時代を過ごす。デザイナーや編集、俳優を経て映画監督へ。代表作「たんぽぽ」、「マルサの女」、「あげまん」、「スーパーの女」など。)

結構おしゃれな施設で、吹き抜けの中庭が美しい。その中にあるカフェが静かで店員のおばちゃんの笑顔が眩しくて素敵だったのだが、記念館800円出して入らないとこのカフェにはいけないのだ(笑)

まあ、だからこそ、あの静寂と落ち着いた緩やかな時間が保たれているのかもしれない。

伊丹十三記念館内 カフェたんぽぽ

貸切風呂と宿泊(愛媛松山)

さて、松山市近郊の温泉を少しずつ巡ってみると、「時間貸し」や「宿泊」も可能な「貸切風呂」という存在に気づく。だいたい露天風呂付大浴場がある施設に併設されている、といった感じだ。

一人でゆっくりするのもよし、パートナーと過ごすのもよし。いずれにしても旅館の内風呂付のような施設で、旅館との違いは過ごす部屋の大きさや設備の善し悪しだ。ちょっとしたスペースという形や簡易的な宿泊施設が基本なので、値段も「温泉の内風呂付ホテル(旅館)」というカテゴリーと考えると比較的安いお値段設定となっているところがほとんどだ。

星乃岡温泉、次は750円の千湯館でリッチに過ごそうと思う(笑)温泉あとに、レストランでご飯も食べてみたい(貸切風呂と宿泊あり)。

ちなみにスパ星乃岡でも、露天風呂付きの和室を貸し切りも出来てゆっくりパートナーと過ごすのも素敵かも。